NKラボでは基礎化粧品開発に際し、「世界標準の安全・安心」「科学的検証の重視」「法令順守」という3つの基本理念を掲げています。

NKラボは安全・安心情報を最優先します

基礎化粧品に含まれる成分は、天然成分か合成成分かに関わらず化学物質です。我が国は、化学物質に関する規制が他国と比較して緩いように感じます。例えば、日焼け止めに大量に使用される酸化チタンは、世界標準ではその懸念事項が注視されて久しいことをご存知でしょうか?

具体例を挙げますと、ドイツのブルーエンジェルというエコラベル制度では酸化チタンを発がん性区分2に分類しています。また、化粧品に含まれることのあるポリスチレンはラジカル重合という技術によって合成されるものですが、合成原理上、極微量ながらスチレン(特定化学物質)という原料が残ります。米国カリフォルニア州のプロポジション65という法律ではこの残スチレンをμg/dayという超低濃度まで管理しています。

NKラボでは、世界標準の安全・安心に関する情報をお客様にお届けすることをお約束いたします。パラベン類に代表される旧指定成分も処方や容器を工夫することによって代替いたします(※旧指定成分に必ずしも問題があるわけではありませんが、お客様の心理面を考慮し、NKラボでは旧指定成分を使用しません)。

NKラボは科学を重視します

例えば、「天然成分は肌にやさしく、合成成分は肌によくない」という偏見にとらわれず、NKラボでは科学的な検証データを重視した基礎化粧品開発を行っております。科学的な検証データとは、「原料」の肌負担や生化学的意義のことを意味します。それぞれについて事例を挙げてご説明いたします。

先ず「原料」の肌負担について触れます。「天然成分だから肌にやさしい」や「食べられるくらい安全」という見解は必ずしも正しいとは言えません。皮膚感さ性と生理的代謝は異なる現象です。例えば、ビタミンCが豊富に含まれるレモンの絞り汁ですが、食する場合は健康に益しますが、肌に塗布する場合は光毒性を有します。逆に、ワセリン(石油精製物の一種)は精製技術の進歩から医薬品の基剤に成り得ます(石油精製物を積極的に用いるという意味ではありません)。

次に「原料」の生化学的意義について触れます。多くのお客様は、ドクターズコスメに肌トラブルの根本原因の追究やエイジングケアに対して何らかの期待をされているのではないかと思います。NKラボでは、化粧品原料を選択する際に生化学的な実験データを重視することをお約束いたします。昔から良いとされている原料であってもデータの裏付けがない場合は主成分として用いません。

また、常に最新情報を常にウォッチングし、「ラットには効果があるのに人の肌だと効果がない(※アスコルビル酸グリコシドの事例*外部リンク)」というような原料も主成分として用いません(動物実験を推奨しているわけではありません)。

NKラボは法令を遵守します

薬機法(旧薬事法)には、化粧品とは「人の体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗布、散布その他、これらに類似する方法で使用されることが目的とされるもので、人体に対する作用が緩和なものと定義されており、効果効能を過度に表現することは禁じられています。これは医薬部外品の化粧品も同様です。出元が明らかでないビホアアフタや体験談も好ましくないとされています。

しかし、巷には「1週間でシミが消えた」「3日でシワが消えた」など許容されない広告や、「超浸透(わかりにく箇所に*角質層まで*と記載)」のような誤解を生みかねない表記が溢れており、健全な状態とはとても言えません。また、本当に効果がある基礎化粧品であっても、健康で若々しい肌の新陳代謝でも約28日であることを考えると、使用してすぐにシミが消えることはありえません(肌のトーンが明るくなることはあり得ます)。

NKラボは薬機法を遵守いたします。このため、当ストアの基礎化粧品が何を訴求する商品であるかお客様にとってわかりにくい場合があるかもしれないことをご容赦ください(インターネットカウンセリングを実施しておりますので、成分などで不安を感じられるお客様は個別にお問い合わせ頂ければ幸いです)。

表現には最新の注意を払っておりますが、商品の特徴を十分説明したいがために、万一にも、コンテンツに不適切な表現が含まれる可能性は排除しきれません(表現に関するコンサルタントと議論してもOKラインの線引きが明確にならないため)。そこでもし、当ストア内で薬機法に抵触する表現を発見された場合はご一報頂ければ幸いです。コンサルタントと検証し、問題が確認されれば直ちに記載不備として修正いたします。